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ワーランド戦記

訓練する俺

 俺の名はヤマムー。しがない帝国軍の傭兵だ。
 10月14日の戦況は,帝国が有利といった印象がある。

 俺ネーム:ヤマムー

 部隊ID:3012
 グラブリオ・X・エク小隊
 勝敗数 0勝0敗(勝率0%)
 小隊ランキング:0位

 能力値
  攻撃力:100
  体 力:100
  戦術力:100
  功績値:25

 小隊の仲間たち
  グラブリオ・X・エク伍長
  斬血績二等兵
  空二等兵
  けんすけ二等兵
  マコリーニ二等兵

 おどろいたことに,この傭兵部隊には,俺以外にも,よその世界から吹っ飛ばされてきた連中が大勢いた。
 二等兵ってことは,まだ新米どもだ。
 俺のように傭兵あがりは,ほとんどいないという。
 不安はあるが,部隊戦闘はチームワークだ。
 この世界に慣れていない俺は,少しでも仲間をサポートできるよう,一通りの訓練を受けねばなるまい。
 俺はサバイバル訓練の施設へと向かった。



サバイバルする俺

 なんてこった。
 この訓練場には,ゾンビやら,スライムやら,ゴーレムやら……,なんかの映画やゲームに出てきそうな,わけのわからねえものばかりいやがる。これがこの世界なのか。
 時間制限と弾数制限が厳しい。俺は走った。
 ゾンビを殴り殺そうしたが,こっちも手痛いダメージを受けた。
 密林を抜ける要領をつかみ,うまくやれば,格闘でもこいつらを一撃で倒せことがわかった。
 ライフルは最後の手段だ。